

群馬県みどり市
美術館
RC造+鉄骨造
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これは群馬県勢多郡東村にある富弘美術館を立て替えるにあたって、世界の建築家にデザインを求めた国際オープンコンペです。
世界中から1211点という膨大な数の応募があって、世界の建築家のエネルギー溢れる提案が日本の小さな村に集結しました。審査員は伊藤豊雄、山本理顕、隈研吾です。
私たちの提案は次のような考えから始まりました。
目もくらむような困難の中から、生きる事への圧倒的な肯定へと歩みを進めてきた星野富弘さん。
富弘さんは心のバリアを取り払い、様々なものを見つめ、受け入れ、心の中に等しく溶け込ませている。
この「溶融」した状態を建築として表現出来ないだろうか。
建築の表現としては、周囲の山々や池の圧倒的な自然の景色を殺さないで、いかに建築として力強い表現を持たせ東村のシンボルとするか、ということが問題になりました。
そこで私たちは、建築の持つ表現(立面-ファサード)を屋根面に表現し、それを目線よりも下におくことで、建築と自然の風景が一体となるように提案しました。その屋根面には、美術館の展示室の平面構成及び空間がダイレクトに表現されます。それは半透明なガラスの展示壁による外部と内部が複雑に溶融した空間です。